ミラン栄光の10番がミハイロビッチ監督を称賛 その根拠は…

タレント不足を嘆くかつての“天才”

 ACミラン黄金時代に背番号10を託された“天才”FWデヤン・サビチェビッチ氏が上位クラブと比較し、ミランがタレントで劣っている現実を嘆く一方、シニシャ・ミハイロビッチ監督の手腕を高く評価した。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 1992年から98年までミランで活躍した伝説のレフティは「天才」の異名をほしいままにした。リーグ優勝3度、ヨーロッパ・チャンピオンズカップ(当時)優勝1度というタイトルをミランにもたらしている。現役時代にユーゴスラビア代表としてDFのミハイロビッチと共闘したサビチェビッチ氏は、鬼軍曹と呼ばれるかつての同僚の手腕を讃えた。

「ミハイロビッチはベストを尽くしている。なぜなら、彼はユベントスやナポリと同じ選手を抱えていないからだ。アッレグリのチーム(ユベントス)には数多くの勝利者が存在する。ナポリには3、4人違いをもたらすことができる選手がいる。 ミランには何人いるんだ! 二人ぐらい? 多分ね…」

 ワールドクラスのタレントを抱える王者ユベントスと、セリエA得点ランク首位に立つアルゼンチン代表FWイグアインら実力者を擁するナポリがタイトル争いを展開している。一方、公式戦12試合無敗で猛追している6位ミランだが、2位ナポリと11ポイントの勝ち点差が存在する。

 

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