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日本代表の秘密兵器? 199cmの海外組DFが連続ゴール、海外絶賛「ついに本領発揮」
トゥーンで活躍するDFハーフナー・ニッキ 「自陣と敵陣で存在感を示した」
スイス1部のFCトゥーンに所属するDFハーフナー・ニッキが2試合連続ゴールを叩き込み、スイス紙「ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング」が「ついに本領発揮」と絶賛しつつ、日本代表の一員としてワールドカップ(W杯)出場に期待を寄せている。
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記事では「スーパーリーグ:偉大な日本人選手がゴール、トゥーンDFハーフナー・ニッキがついに本領発揮」と見出しを立て、現在25歳のニッキに注目。父は名古屋グランパスエイトで活躍したGKディド、元日本代表FWマイクが兄とサッカー一家で育ち、ニッキも2013年から15年まで名古屋でプレー。オーストリアのSVホルン、スイス2部のFCヴィル1900を経て、19年夏からトゥーンに加入した。
シーズン当初はベンチと出場を繰り返していたが、新型コロナウイルスで中断していたリーグの再開後はスタメンに定着。7月22日の第33節セルヴェットFC戦(5-1)、25日の第34節シオン戦(1-1)とフル出場し、高い打点のヘディングから2試合連続ゴールをマークした。
「16試合27ゴール。後半戦のトゥーンは冬休み前と比べ物にならない。この上昇気流に大きく貢献しているのが、強力なヘディングを武器に持つDFハーフナー・ニッキで、自陣と敵陣のペナルティーエリアで存在感を示した」
スイス紙もニッキを絶賛し、「オランダにルーツを持つ日本人は1メートル99センチで、『すべてのヘディングで勝つ』というモチベーションで臨んでいる」と言及。パフォーマンスが安定し始め、「スーパーリーグ1年目にして、自陣と敵陣のペナルティーエリアで、期待されたプレーを見せる道を見つけつつある」と記している。
「いつかワールドカップでプレーしたいという父親の夢を代わりに叶えたいと考えている。夢は続いている。ハーフナーは日本のパスポートを持っていて、今では守備とゴールの両方を得意としている」
日本代表の招集経験はないニッキだが、海外で着実に研鑽を積んでおり、今季はここまでリーグ戦23試合4ゴールの活躍で評価を高めている。さらなる飛躍を遂げれば代表入り、そして“秘密兵器”としてW杯出場の道も見えてきそうだ。