ミランCEOが去就に揺れるトッティについて語る 「彼が若い時に契約しようとしたが…」
”ローマの王子”獲得の可能性を否定したガリアーニ氏
ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOが、ローマで去就問題が浮上している元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティの獲得に乗り出す可能性を否定した。「メディアセット・プレミアムスポーツ」で語ったもの。
ローマ一筋のレジェンドであるトッティは、起用法を巡ってルチアーノ・スパレッティ監督との確執が表面化。今季限りで契約満了となるため、去就問題に注目が集まっている。
「トッティにとって、ミランにおける未来はない。彼が若い時に契約しようとした。だが、彼は今年40歳になる。フットボールは不運なことに、この年代で同じような選手ではいられないスポーツだ」
かつてローマのバンディエラ獲得に乗り出していたことを明らかにしたガリアーニ氏だが、今年9月に不惑を迎えるレジェンド獲得の可能性は否定した。
「すべての話を把握しているわけではないので、トッティの状況についてはコメントできない。だが、我々のポリシーは若いイタリア人選手を育てることだ。ユース出身選手が6人もいる。このポリシーを続けたい」
ベテランの星ではなく、若手のイタリア人を育成するミランの強化方針をガリアーニ氏は強調していた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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