ドルトムント、17歳の逸材を獲得か マンUとの争奪戦に勝利…移籍金28億円と英報道

バーミンガムのU-17イングランド代表FWジュード・ベリンガム【写真:Getty Images】
バーミンガムのU-17イングランド代表FWジュード・ベリンガム【写真:Getty Images】

バーミンガムFWベリンガム、ドルトムントと契約合意か

 ブンデスリーガの強豪ドルトムントが、今年も新たな逸材の獲得に成功したようだ。以前から噂されたバーミンガムのU-17イングランド代表FWジュード・ベリンガムとの契約で合意に至ったと報じられている。

 ドルトムントは近年もアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチ(現チェルシー)などを筆頭に次々とスター候補生を輩出。現在のチームにも2017年にマンチェスター・シティから獲得したイングランド代表MFジェイドン・サンチョをはじめ、19歳のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドや、U-17アメリカ代表FWジョバンニ・レイナといった“逸材”が顔を揃えている。

 クラブはまだまだ新たな人材の発掘にも余念がない。英紙「デイリー・ミラー」は、英2部バーミンガムに所属する17歳のベリンガム争奪戦で、ドルトムントがマンチェスター・ユナイテッドに勝利したと報じた。ベリンガムは6月29日に17歳の誕生日を迎え、プロ契約が可能になったばかりだった。

 イタリア「スカイ・スポーツ」などで活動する著名ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ツイッターで「ジュード・ベリンガムは2025年6月までの契約でドルトムントに加入する」と投稿。ベリンガムはサンチョやハーランドといった選手に感銘を受けており、同じようなステップアップを期待してドルトムント加入を決断したとされている。移籍金は2300万ユーロ(約28億円)と記された。

「デイリー・ミラー」紙によれば、この金額は初期の支払いに過ぎず、成果報酬などによってさらに上乗せとなる可能性はあるものの、バーミンガムは新型コロナウイルスの流行による財政的影響を考慮して、低額での入札を受け入れたとされている。


(FOOTBALL ZONE編集部)



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