ドイツで両軍もみ合いの騒動、「今年最大の非紳士的行為」の瞬間に反響「全員激怒」

口論をするレバークーゼンとシャルケの選手たち【写真:Getty Images】
口論をするレバークーゼンとシャルケの選手たち【写真:Getty Images】

レバークーゼンFWアラリオのプレーが物議、海外メディアも注目「論争が勃発」

 ブンデスリーガ第31節のシャルケ対レバークーゼン戦(1-1)が現地時間14日に行われ、あるプレーを巡ってシャルケの選手たちが憤怒し、両軍がもみ合いになるシーンが起きた。海外メディアは「今年最大の非紳士的行為」「ドイツで論争が勃発」と伝えている。

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 試合は後半6分、MFダニエル・カリジューリがPKを沈めてシャルケが先制。劣勢のレバークーゼンが反撃に打って出るなか、同13分に問題のシーンが生まれた。

 レバークーゼンが紳士的行為としてシャルケにボールを戻したところから始まる。シャルケGKアレクサンダー・ニューベルがボールを受けて再開されるかと思われたが、猛スピードでボールをかっさらったのがレバークーゼンの元アルゼンチン代表FWルーカス・アラリオだ。

 まさかの事態にニューベルは慌てふためき、体を投げ出してアラリオのシュートを阻止。その直後、守護神が怒りを表現するようにアラリオに詰め寄ると、シャルケの選手たちが続々と駆け付け、突き飛ばし、囲むようにして抗議した。乱闘騒動によりアラリオら3選手にイエローカードが提示されている。

 スペイン紙「マルカ」はアラリオのプレーに触れ、「今年最大の非紳士的行為」と注目。「ゴールキーパーはなんとかボールを食い止め、選手たちがストライカーを追いかけて、その行為を非難した」と伝えている。また同紙アルゼンチン版は「アラリオがボールを返さずにゴールを決めおうとしてドイツで論争が勃発」と記している。さらに米スポーツ専門局「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」公式ツイッターも「シャルケの全員が激怒して、その行動を咎めた」と反応した。

 その後、試合はレバークーゼンが追いついて1-1で終了したものの、アラリオの非紳士的行為を捉えた映像も拡散しており、波紋が広がっている。

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