長谷部誠は「偉大な一人として認識されるべき」 ブンデスでの偉業を海外メディア評価

フランクフルトMF長谷部誠がアジア人最多出場記録を更新【写真:Getty Images】
フランクフルトMF長谷部誠がアジア人最多出場記録を更新【写真:Getty Images】

ブンデス通算309試合出場を記録して元韓国代表FWチャ・ボムグン氏を抜く

 フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、現地時間6日に行われたリーグ第30節・本拠地マインツ戦(0-2)にフル出場し、ブンデスリーガでの通算出場試合数を309に伸ばした。アジア人のブンデス最多出場選手となったが、米スポーツ専門局「ESPN」が長谷部の偉業を称賛している。

 記事では、長谷部がマインツ戦のピッチに立った瞬間に、ブンデスのアジア人最多出場記録を更新したことを紹介。「長谷部は30年間破られなかった元韓国代表のレジェンドであるチャ・ボムグンの記録を塗り替えた」と、伝えている。

 偉業を成し遂げた長谷部だが、「ESPN」は「長谷部は彼の世代で最高の選手の一人として認識されていない」と指摘。そのうえで「彼がいかに偉大な選手であったかは、彼がキャリアを終えた時に認識されるだろう。ただし、彼はフランクフルトとの契約を1年延長したため、その時が来るのはもう少し先の話かもしれない」と、伝えている。

 さらに、記事では長谷部が十分に評価されていない理由についても見解を述べている。

「攻撃的な選手が見出しになりやすいのは事実であり、これまでのバロンドールの受賞者を見ても明らかだ。また、最も多くゴールを挙げた選手が表彰されることも、その流れに輪をかけている。長谷部は守備的な役割でキャリアを、謙虚に気取らずに重ねてきた」

 その具体的な例として、ブンデスリーガのアジア最多出場記録を達成する直前のインタビューで、長谷部が「試合出場数では上回るかもしれないけれど、彼(チャ・ボムグン)のゴール数(98得点)を超えることはできないだろう」と、自ら切り出したことも紹介している。

「アジアの偉大なサッカー選手を語る際、アタッキングサードで活躍したチャ・ボムグン、中田英寿、アリ・ダエイ、ソン・フンミンの名前が思い浮かぶのは自然だろう。だが、ピッチの反対側で彼が継続性とプロ意識を持ち続け、世界最大のサッカーリーグの一つで記録を打ち立てた今、長谷部もまたアジアの偉大な一人として認識されるべきだ」

 海外でも、長谷部が打ち立てた金字塔とこれまでの足跡は評価に値すると認識されているようだ。


(Football ZONE web編集部)


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