ロナウジーニョのプレーは「予測不可能」 元“世界最高の右SB”、同胞の“天才性”に脱帽

元ブラジル代表FWロナウジーニョ(左)とDFカフー【写真:Getty Images】
元ブラジル代表FWロナウジーニョ(左)とDFカフー【写真:Getty Images】

元ブラジル代表DFカフー氏がFIFA公式サイトで言及 「僕らには想像もつかないことが…」

 現役時代にその豊富な運動量と攻撃的なプレースタイルで「世界最高の右サイドバック」と呼ばれた元ブラジル代表DFカフー氏が、国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトの取材に応じ、ワールドカップ(W杯)にまつわる思い出を振り返りながら、現役時代に対戦したなかで最も止めるのが困難だった選手の名前を明かしている。

 ブラジル代表の一員として4大会連続でW杯に出場して、1994年と2002年の2大会で優勝を経験。さらに2006-07シーズンにはACミランで、UEFAチャンピオンズリーグ制覇を達成するなど、カフー氏は世界最高峰の舞台で数多くの一流選手としのぎを削りながら輝かしいキャリアを築いた。

 カフー氏と同時代にプレーした名手は数多いが、そのうちの1人に挙げられるのが元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンだろう。W杯の舞台に限って言えば、同氏も1998年フランス大会の決勝(0-3)と2006年ドイツ大会の準々決勝(0-1)で対戦した経験がある。取材の中でジダンについて尋ねられたカフー氏は、「ジダンは私が見てきた選手たちの中では、ベストプレーヤーの1人だ。洞察力は並外れていたし、考える力、反応の素早さ、即興性も素晴らしかった」と称賛の言葉を惜しまなかった。

 ただし、「現役時代にマークするのが一番大変だった選手は誰ですか?」との質問には、カフー氏はジダンではなく「ロナウジーニョだ」と回答。「彼のプレーは全く予測不可能だった。彼は、僕らには想像もつかないようなことができてしまうんだ。ほぼマークするのは不可能だったね」として、2002年日韓W杯ではともに世界一を経験した母国の同胞の名前を挙げた。

 ジダンとロナウジーニョについて優劣をつけるのは難しいことだが、カフー氏にとっては代表チームでの練習などを含めればジダンよりも対戦機会が多かったロナウジーニョのほうが、より強烈に印象に残っているのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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