キャラガー氏が対戦相手の中から選出、バルサ黄金期コンビが中盤で揃って名を連ねる

　元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、現役時代に対戦した対戦相手の中から最もタフだった選手を集めたベストイレブンを選出し、J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらビッグネームが選ばれた。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

　キャラガー氏は現役時代に下部組織からリバプール一筋を貫き、キャプテンも務めた。2004-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献するなど長年第一線で活躍した。2013年に現役引退し、引退後はスカイ・スポーツで解説者を務めている。

　数多のスター選手と対戦してきたキャラガー氏が対戦相手としてタフだった選手だけを集めて「Toughest XI」を選出。対戦相手の守備陣には元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンをはじめ、元ブラジル代表DFカフー、元フランス代表DFマルセル・デサイー、元イングランド代表DFジョン・テリー、元イタリア代表DFパオロ・マルディーニが名を連ねた。

そして中盤ではバルセロナの黄金期を支えた元スペイン代表の名手2人、MFアンドレス・イニエスタとMFシャビ・エルナンデスを選出。キャラガー氏はこの両選手について「彼らがバルセロナのためにやってのけたことは、彼ら自身を絶対的なスーパースターにした」とコメント。バルセロナで残した実績を含めて、称賛した。中盤のもう1人にはマンチェスター・ユナイテッドの元キャプテンとして活躍した元アイルランド代表MGロイ・キーンを選んだ。

　前線はバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2大巨頭に加え、キャラガー氏も活躍していた2000年代にリーグナンバーワンのストライカーとして君臨していた元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏を選出していた。