ダービーが紙一重の勝利だったと語るミラン主将 「完璧な試合ではなかった」

インテルに3-0快勝も満足感を示さないモントリーボ

 ミラノダービーでインテルを3-0で撃破したACミランのイタリア代表MFリッカルド・モントリーボは、勝利が紙一重のものだったと改めて振り返っている。地元テレビ局「メディアセット・プレミアム」で語ったもの。

 ミランの主将は、快勝劇にも満足する様子を見せなかった。

「我々は前半の立ち上がりが良くなかった。改善の余地がある。しかし、後半に自分たちのプレーを取り戻して試合には勝った。緊張したりナイーブな面もあったので、完璧な試合ではなかった」

 インテルFWイカルディのPK失敗がなければ、試合はどうなっていたか分からない。宿敵を破ったことで来季のチャンピオンズリーグ出場権を争うインテルやフィオレンティーナとの勝ち点差を詰めたが、主将は紙一重の勝利だったと認めている。

「(イカルディがPKを外したことについて)それがフットボールだ。その大きな瞬間が勝負を分ける。それが今夜の試合のペナルティキックだった」

 表裏一体の勝負の世界の厳しさについて、モントリーボも嚙み締めるダービー戦となった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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