川崎「28選手の最新市場価格ランキング」 家長ら“2億円台”が5人、日本代表MF田中も1億円突破

右SB候補の山根とジオゴ・マテウス、“1億円超え”を果たす活躍を見せられれば…

 その川崎の不安要素はサイドバック(SB)とGKで、新シーズンに向けて積極的な補強を行った。DFエウシーニョ(現・清水エスパルス)の退団以降、定着する選手が現れなかった右SBの候補として、湘南ベルマーレからDF山根視来(9600万円/13位)、コリチーバからDFジオゴ・マテウス(9000万円/14位)を獲得。どちらかの選手が1億円超えの評価を受けられるような活躍を見せれば、川崎の不安要素は一つ消えることになるだろう。

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 守護神争いは、GKチョン・ソンリョン(1億4400万円/8位タイ)が今季もファーストチョイスになるだろうが、市場価格は昨季から3600万円下落。昨季後半はGK新井章太(現・ジェフユナイテッド千葉)にレギュラーを奪われたことが要因で市場価格を落としている。その新井が移籍したことでGKのチーム内市場価格差は広がり、チョン・ソンリョンが負傷や不調となった場合のことを考えると一抹の不安が残る。

 SBとGK以外は若手を昇格させた補強が多く、市場価格的には十分に優勝を狙える戦力となっている。期待の若手が市場価格を大きく上昇させるような活躍を見せられれば、今季もタイトル獲得に近づくはずだ。

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