伊ローマMF、セリエA「再開は不可能」と断言する理由 「20~30日間の練習必要」
新型コロナでシーズンが一時中断、MFパストーレが再開に向け持論展開
ローマに所属するアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレは、世界中で感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響を受けてリーグが中断するなか、「今シーズンを終えることは不可能だ」と持論を展開した。イタリアラジオ「Impacto」が報じている。
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世界中で新型コロナウイルスの感染者が増えているなか、特にイタリアは被害の拡大が顕著で、4000人以上の死者が出るなど感染者が日に日に増加している。この状況にイタリア政府は素早い行動を見せ、他のスポーツイベント同様にセリエAのすべての試合が延期となっている。
この状況にシーズンを終わらせるべきだと持論を展開したのがパストーレだ。イタリアラジオ「Impacto」に対して「僕たちは今シーズンと次のシーズンのどちらでプレーするかを確認しないといけない。正直に言えば、(オフの状態から試合に臨むには)少なくとも20~30日間のトレーニングが必要なんだ。そう考えると、今シーズンを終えることは不可能だと思うよ」と主張。そのうえでシーズン再開が難しいと強調している。
「すべてのクラブは利益を失うだろうが、中断したところから再開するのはほとんど不可能だと思う。(もし再開したとなれば)シーズンが終わるのが遅くなるのを意味しているので、次のシーズンの開始をずらす必要がある。だけど、来年の夏にはEURO(欧州選手権2020)、コパ・アメリカなどがあるので、それはできないだろうね」
日程面を含めてシーズン再開は不可能に近いという見解を示したパストーレ。世界の情勢に加え、セリエAの動向にも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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