リオ行きを実現した5試合2失点の堅守 肉弾戦を挑み続けた”ヘディング王”植田の存在価値

天敵イラクを相手に激しいチャージで対抗

 イラクの猛攻に対抗したのは、手倉森ジャパンのヘディングキングだった。

「厳しい戦いになることは分かっていましたし、最後までしのぎ切ることができました。何かを起こしてくれると信じていました。1失点したのでまだまだ課題は残っていますが、勝てたことは大きいと思います」

 DF植田直通(鹿島)はリオ五輪アジア最終予選の準決勝イラク戦で2-1と勝利を飾り、本大会出場を決めると安堵の表情を浮かべた。

 センターバックでコンビを組んだ奈良竜樹がイラク攻撃陣に狙われる中、必死のカバーリングを見せた。小学生時代から打ち込んだテコンドー仕込みの肉弾戦でイラクの激しいチャージに対抗した。そして、この年代で3連敗を喫していた天敵相手に1失点で食い止めた。

「相手が蹴って来ることは分かっていたので、しっかりマークを離さないようにと話していました。試合を重ねるごとに日々成長を感じていますし、決勝も残っているのでそこは無失点でいきたいと思います」

 今大会5試合でわずか2失点。鉄壁の守備こそが、このチームの生命線だ。植田は「(決勝に向けて)無失点で守って、相手を圧倒して勝ちたいです」と、30日に行われる頂上決戦でゴールに再び鍵をかけるつもりだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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