時速200キロ!? 日本代表GK被弾…ポルトDFの“25mキャノン砲”に衝撃「パーフェクト」

ポルト所属のブラジル代表DFアレックス・テレス【写真:Getty Images】
ポルト所属のブラジル代表DFアレックス・テレス【写真:Getty Images】

ポルト中島同僚のDFテレス、衝撃ゴラッソでポルティモネンセGK権田から決勝弾

 日本代表MF中島翔哉が所属するポルトは、現地時間23日に行われたポルトガル1部リーグ第22節で日本代表GK権田修一が所属するポルティモネンセと対戦。本拠地エスタディオ・ド・ドラゴンで苦戦を強いられるなか、後半42分に生まれたブラジル代表DFアレックス・テレスの衝撃的なゴラッソが話題を呼んでいる。

 中島にとって古巣対決となった一戦。中島は2試合連続のベンチスタートとなった一方、権田は3試合連続のスタメン出場を果たした。ベンフィカと激しい首位争いを演じるポルトを相手に、アウェーのポルティモネンセが粘り強い戦いを見せるなか、後半9分から中島が登場する。さらにポルトが圧力を強めて押し込むと、同42分、ついにスコアが動く。

 敵陣右サイドで中島が縦に仕掛け、いったんは相手にクリアされるも、ボールは再び日本人アタッカーの足もとへとつながる。中島は今度は中央へカットインすると、FWヘスス・マヌエル・コロナとワンツー。リターンパスが少し長くなったところを、後方からDFイバン・マルカノがフォローし、ダイレクトで左にボールを流した。そこにフリーで待ち構えたテレスは、利き足の左足でワントラップすると、ゴールまで約25メートルの位置から左足を一閃。強烈なシュートがGK権田の手をかすめるように、ゴール左上に突き刺さった。

 この衝撃的な一撃を、ポルトが公式インスタグラムやツイッターに投稿するとファンから称賛の声が殺到。「なんてキャノン砲!」「素晴らしい一撃」「パーフェクト」「爆弾!!!」「ファンタスティック」「時速200キロに達したに違いない」など、その衝撃の弾道に驚きの声が上がっていた。

 被弾した権田にとってはお手上げと言えるワンシーンになったが、テレスの豪快な一撃で勝利したポルトは勝ち点を「56」に伸ばし暫定首位に浮上。ゴールに絡んだ中島にとっても、勝負の終盤戦へ向けて弾みのつく勝利となったに違いない。

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