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暴風雨が生んだ“珍プレー” ゴール確信でダンスも…「早すぎる祝福」に英メディア注目
英国に到来した暴風雨「デニス」の影響で水溜まりが生まれ、シュートがストップ
今月上旬、英国では暴風雨「キアラ」が猛威を振るい、サッカー界にも試合延期などの影響を及ぼした。さらに現在は次なる暴風雨「デニス」が到来。主要リーグへの影響は今のところ出ていないが、北アイルランドリーグではゴール前の水溜まりが珍プレーを生み、反響を呼んでいる。
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北アイルランド2部相当のチャンピオンシップに所属するポータダウンFCは、現地時間15日にホームでクイーンズ・ユニバーシティFCと対戦。FWアダム・サリーのハットトリックなどで7-1の大勝を収め、リーグ首位を走っている。
そんななか、大量7得点のうち1点が一風変わった形で決まり、話題を集めている。ロングボールに抜け出したサリーが独走し、GKとの1対1でシュート。ボールはそのままゴールに吸い込まれていくように見え、サリーも視線を切ってゴールを祝福するダンスを始めたが、ゴールライン手前の水溜まりでボールは急激に失速。これにいち早く気付いたMFクリス・ラベリーが詰め、ゴールネットを揺らしている。
暴風雨の影響によってピッチコンディションが悪くなっていたからこその“珍事”に英メディアも注目。英紙「ガーディアン」は「ポータダウンの9番が早すぎる祝福。シュートは泥に捕まってストップ」と見出しを打ち、「記憶すべき瞬間」と紹介している。
また、英紙「インディペンデント」は「アダム・サリーはゴールを決めたと確信したが、ゴールラインのほんの少し手前でボールはストップした」と描写し、「サリーはゴールに背を向けてダンスしていた」とコミカルな瞬間を伝えている。
サリーにとっては危うく“赤っ恥”となりかけた今回の珍プレー。大勝&ハットトリックという結果もあって笑い話となり、本人もホッとしているかもしれない。