シティ激震マンC、2年間のCL出場禁止処分に波紋 リーガ会長「財務上のドーピングを…」

頭を抱えるペップ監督【写真:AP】
頭を抱えるペップ監督【写真:AP】

UEFAがFFPに抵触したとして処分を発表 リーガのテバス会長は即座に賛同の意を示す

 プレミアリーグの昨年度王者、マンチェスター・シティに激震が走った。UEFAは独自に設けている「ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)」に抵触したとして、2020-21シーズンから2シーズンにわたってUEFAチャンピオンズリーグ(CL)をはじめとした同連盟主催大会への出場禁止を発表。これについてリーガ・エスパニョーラのハビエル・テバス会長が即座に賛同の意を示すなど、波紋が広がっている。

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 UEFA公式サイトによると、シティは2012年から16年にかけて提出したスポンサー費について過大な計上があったとして、FFP規則の「重大な違反を犯したことを発見した」とし、クラブもこの事案の調査をしなかったことを問題視し、今回の処分に至ったとしている。

 英公共放送「BBC」によると、シティ側は「簡潔に記せば、これはUEFAによって始まり、提訴され、判断されたものだ。このバイアスのプロセスが終了次第、弊クラブはできる限り迅速に公平なジャッジを追い求める」と、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴することを視野に入れているとした。

 今回の一報はドーバー海峡を超え、スペインのテバス会長も即座に反応。「FFPのルールを実行し、“財務上のドーピング”を処罰することはサッカーの未来にとって不可欠なこと。長年にわたってマンチェスター・シティとパリ・サンジェルマンに対して断固たる行動を求めてきたが、我々はついに良い見本を手に入れ、より多くのことを目にしたいと願っている」とコメントしている。

 同局の取材によると、ジョゼップ・グアルディオラ監督は今回の処分いかんにかかわらず、2021年までの契約を全うする予定で、クラブ側を信頼しているとも伝えているという。ただし欧州最高峰の舞台であるCL出場の権利を失うことで、チーム構成に大きな影響が及ぶかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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