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本田とミランが直面するジャイキリの恐怖 イタリア杯4強でローマなど強豪下した3部の伏兵と激突!
レガ・プロのアレッサンドリア 32年ぶりの3部クラブの準決勝進出
イタリア杯で巻き起こる旋風は、やむ気配を見せない。18日の準々決勝でレガ・プロ(3部相当)のアレッサンドリアが、セリエB(2部)のスペツィアを2-1で破り、準決勝にコマを進めた。3部相当のチームが準決勝に進出するのは1984年のバーリ(現セリエB)以来、32年ぶりの快挙になった。
すでに、このベスト8での顔合わせ自体が、相次ぐジャイアントキリングの連続によるものだった。スペツィアは3回戦でフロジノーネ、16強でローマというセリエA勢をそれぞれPK戦の末に下してきた。アレッサンドリアも、4回戦でパレルモ、16強でジェノアといったセリエAの古豪を連破している。そんな勢いに乗るチーム同士の対戦だった。
試合は前半20分にスペツィアがPKで先制したものの、アレッサンドリアは後半38分とアディショナルタイム2分にFWリッカルド・ボカロンが連続ゴールを挙げて逆転勝利を収めた。ボカロンはジェノア戦でも延長戦で決勝ゴールを決め、チームの8強進出の立役者となっていた。
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