久保への“人種差別疑惑”は英国でも大炎上 「コーチが目吊りジェスチャーで非難され波紋」
途中出場に向けウォーミングアップする久保に対し「気を引くために…」
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間9日、リーガ・エスパニョーラ第23節のエスパニョール戦(0-1)で途中出場。限られた出場時間で存在感を発揮した一方、マジョルカのフィジカルコーチが久保に対して“人種差別的ジェスチャー”を見せた疑惑があり、英国内でも反響を呼んでいる。
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1月19日に行われた第20節バレンシア戦(4-1)以降、リーグ戦でのスタメン落ちが続く久保は、エスパニョール戦でも0-1とビハインドを背負ったなかで後半20分からピッチに投入された。同41分には左サイドを突破し、鋭いグラウンダーのクロスで決定機を演出した。
物議を醸しているのは、久保がピッチに入る直前の場面だ。久保が途中出場を前にピッチ横でウォーミングアップしている最中、フィジカルコーチを務めるダニ・パストール氏が選手側を向いて、両手で目を吊り上げるジェスチャーを見せた。英国でもこの場面が波紋を呼んでいる。
英紙「デイリー・メール」は「マジョルカのコーチは、日本のスターである久保の注意を引く目吊りジェスチャーで非難され、人種差別の波紋を呼んでいる」と取り上げ、英メディア「GIVE ME SPORT」も「18歳の気を引くために、人種差別的ジェスチャーを見せた」と注目している。
英紙「ザ・サン」も久保への“人種差別疑惑”で「コーチは糾弾されている」と綴りつつ、「クラブはこの振る舞いに対してまだ声明を出しておらず、意図的なジェスチャーであったかどうかは定かではない」と指摘している。サッカー界でも人種差別行為は大きな問題となっているが、マジョルカでも波紋が拡がりそうだ。
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