ミラン本田のライバルとなる”先代10番” 復帰を祝う3年ぶりのゴールに「完璧な1日」

背番号72から再出発 「監督と会長に感謝」

 本田の前にミラン栄光の背番号10を託されていたボアテングだが、移籍したシャルケでは素行不良などの問題から戦力外状態となっていた。ミハイロビッチ監督やミランに拾われる格好で、今季開幕後からクラブでの練習に参加していた。

 背番号72からの再出発となったが、持ち前のダイナミックなプレーは健在だった。「努力するためにここにいる。活躍したい。監督と会長に感謝したい。去年の夏に苦しんだだけに、このゴールは重要なもの。完璧な1日だった。サンシーロでの得点は格別だ」

 ボアテングはこう語った。本田ら現在のレギュラー陣の座を脅かすポテンシャルを秘める先代の10番が、ミランのチーム内競争を活性化させる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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