サラゴサ、国王杯レアル戦は主力温存へ 日本代表MF香川はスタメン出場と現地紙予想
フェルナンデス監督はカディス戦に備えるべく、国王杯では大半の主力を温存予定
スペイン2部サラゴサは現地時間29日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)ラウンド16で同1部の名門レアル・マドリードと対戦する。スペイン紙「AS」によると、ビクトル・フェルナンデス監督は2月2日のリーグ第26節カディス戦に向けて主力を温存する方針で、「サブだらけの先発11人起用へ」と報じている。
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リーグ戦4位のサラゴサは、2月2日に勝ち点6差で追う首位カディスとの大一番を控える。それゆえ、29日の国王杯レアル戦では守護神こそアルゼンチン代表GKクリスティアン・アルバレスとスペイン人GKアルバロ・ラトンのどちらがゴールマウスを守るか不透明ながら、大半の主力メンバーを温存する方針だという。
25日のリーグ第25節ヌマンシア戦(1-0)後、フェルナンデス監督は「私としてはカディスに勝ち、マドリードが我々を下すことを望む。サラゴサファンの中には怒る人もいるだろうが、我々がしていることに一貫性を持たせるべき」と明言。記事では、「ビクトル・フェルナンデス、サブだらけの先発11人起用へ」と見出しを打って陣容を予想している。
「監督は明日、全選手がマドリード戦に出場したいと思っていたとしても、これまでのように多くのサブ選手で構成された先発メンバーを送り出すことになる。ラトンが国王杯のGKとして続けるか、クリスティアン・アルバレスへ交代するかという疑問は残る。しかし、ビクトルは不動のレギュラー、ビガライ、アティエンサ、ニエト、ラウール・グティ、ソロ、プアード、ルイス・スアレス、さらに昨日膝の怪我を負ったハビ・ロスに休養を与える予定にしている」
記事では先発メンバーを予想し、香川は2列目の1人として名を連ねている。
GK:ラトン
DF:デルマス、ギタン、グリッポ、クレメンテ
MF:エグアラス、イグベケメ、アレックス・ブランコ、香川、アンドレ・ペレイラ
FW:リナレス
今季、かねてからプレーしたいと公言していたスペイン行きを勝ち取った香川。誰もが憧れる名門レアルとの一戦で見せ場を作れるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)