クロップ激白 ファーガソンの後継者にNO!マンUの打診を固辞していた

「スマートではないが、それが私の流儀」

 クロップ監督の下、ドルトムントはブンデスリーガ2連覇を果たすなど、一時期の不振から抜け出し、再び欧州屈指の強豪クラブとして名を馳せていた。クロップ監督は復活を果たしたドルトムントでさらなる勝利を得ることだけが目標だったとして、”赤い悪魔”への移籍を断っていた。熱血指揮官は、志半ばでドイツでの仕事を投げ出す考えなど頭になかったようだ。

「(ユナイテッドと)話はしたが、まず私がやらなければいけなかったのは、ドルトムントでの仕事をやり抜くことだった、他のことを考えるのはそれから。スマートなやり方ではないのかもしれないが、それが私の流儀だ」

 2010-11、11-12シーズンとブンデスリーガ連覇を達成するなどドルトムントに計5個のタイトルをもたらし、12-13シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグで準優勝を果たした。その背景には、指揮官の譲れない信念があった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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