岡崎への信頼を明かすレスター指揮官 攻撃陣の序列で二大エースに次ぐ地位を築く

不利な立場のクラマリッチは移籍希望か

 2トップと3トップを併用するイタリア人監督だが、股関節の手術から復帰したヴァーディと、リーグ戦13得点のアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが不動のエース。そこに続く存在として、岡崎とアルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアの2人が並ぶという。実際に13日のトットナム戦では、二大エースと共に岡崎が先発出場。ウジョアが後半途中から出場し、クラマリッチはベンチ外だった。

「我々のチームでは全員の気持ちを同時に満たすのは難しい。でも彼(クラマリッチ)が心地よいと感じることが重要なんだ。彼はハードワークしているが、現状はベンチやメンバー外。それは彼にとっていい事ではない。彼はピッチに立ってプレーする必要がある」

 攻守に奮闘する岡崎は指揮官の信頼をしっかり掴んでいる。ポジション争いで不利な状況に立たされているクラマリッチは、レスターから去ることになるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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