“歴代最強”のメッシがバルサ愛を貫くことを宣言 「我が家でキャリアを終えたい」

5度目のバロンドール受賞後、自らの去就について語る

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが歴代最多5度目のFIFA年間最優秀選手賞(バロンドール)を獲得後、バルサ一筋のままキャリアを終える意向を表明した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 スイス・チューリッヒのFIFA本部で行われたバロンドール授賞式後、昨季バルサの三冠に貢献した天才は自らの去就問題についてこう語った。

「僕は常にバルセロナから移籍したくないと話している。同じ回答になる。僕の考えでは我が家でキャリアを終えたいということ。僕の家はバルサなんだ」

 メッシはこう語った。昨年12月のFIFAクラブワールドカップで優勝を果たし、自身バルサでの26個目のタイトルを獲得している。マンチェスター・シティやチェルシーというオイルマネーで潤う強豪はメッシ獲得に動いていると地元メディアでレポートされているが、メッシは13歳から過ごすバルサを「我が家」と表現。バルサ愛を貫き通す意向を明らかにしている。

「フットボールの世界には多くの急展開がある。1年前、我々は全員批判されていたが、最終的にはほとんど全てを勝ち取った。自分の思いは、バルセロナでスタートさせた僕のキャリアをこのクラブで終えることだ」

 世界最高の名手は最後までバルサ一筋を強調していた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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