王者ユベントスの”トップ下狂想曲” 今冬に獲得を狙う5人の候補者たち

第一候補はマンUのエレーラ すでにネドベド副会長が視察

 シーズン開幕前の夏の移籍市場でトップ下獲得を熱望しながら、ビッグネームの獲得にことごとく失敗したユベントス。最終的にライバルのインテルからブラジル人MFエルナネスの獲得に成功したが、肝心のプレー面では違いを作り出すことができず、最終的にトップ下を置かないシステムに回帰する結果になった。

 そして、冬の移籍市場が開幕した今、ユベントスのトップ下狂想曲の第二幕がスタートしている模様だ。イタリア紙「トゥット・スポルト」は、ユベントスが獲得を狙う5人の候補として特集している。

 ユベントスの第一希望は、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのMFイルカイ・ギュンドアンだった。しかし、ドルトムント側はギュンドアンの冬の移籍市場での放出に対し完全ブロックの構えを見せている。そのため、ユベントスのジュゼッペ・マロッタGMは矢継ぎ早に5人の選手の獲得に向けた調査をスタートしたと報じている。

 その中で最も評価と優先順位が高いのが、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン人MFアンデル・エレーラだとされている。すでにクラブのパベル・ネドベド副会長が、先日のスウォンジー戦の視察に飛び、スタメンから後半アディショナルタイムで交代するまでのプレーをチェックしたという。ユナイテッド側は3000万ユーロ(約41億円)から3500万ユーロ(約47億円)を求める構えだとされ、クラブ間交渉に発展する可能性を見せている。

 

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