2010年代の年度別「最重要移籍」を伊メディア特集 衝撃“269億円”、名門衰退の象徴も…

移籍金史上最高額を次々と更新、17年にはネイマールが269億円でPSGへ

 16年では、ユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したフランス代表MFポール・ポグバがピックアップ。まずは1億500万ユーロ(約127億円)とされる移籍金の史上最高額を更新したという要素があり、さらにはポグバが12年に“ゼロ円移籍”でユナイテッドからユベントスに来た選手だったことから、史上最高の“差額”による買い戻しだったという要素もあった。

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 また同じ16年で「タイ記録」として、ナポリからユベントスに移籍したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインも選出されている。この時の移籍金9000万ユーロ(約109億円)は、イタリアにおける国内移籍の最高額となるもの。イタリアメディアの選出だけに、これは外せなかったようだ。

 続く17年は、バルセロナからPSGへ移籍したブラジル代表FWネイマールが選出。なんといっても2億2200万ユーロ(約269億円)という天文学的な移籍金となっただけに、世界的にも大きな話題を呼んだ。ベイルからわずか4年で、そのレコードは2倍以上になったとも言えた。

 そして18年では、レアルからユベントスにポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが移籍したこと。これだけの大物選手にもかかわらず、7月の時点で移籍が決まったのも驚きの一つだった。その結果、ユベントスは開幕までにレプリカユニフォームの売り上げが、全世界で5000万ユーロ(約61億円)を超えたとも言われた。

 今季開幕前となる19年は、アトレチコ・マドリードからバルセロナへ移籍したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンがピックアップ。そこには1億2000万ユーロ(約145億円)という金額だけでなく、アトレチコ側がその無効を求める訴訟を展開するなど、付随する話題が多かったことも理由に挙げられている。

 近年では移籍金の高騰が顕著なサッカー界だが、2020年代はどのようなものになるのだろうか。いずれにしても、サッカー界における話題の一つとしてその地位を確立している選手の移籍問題。今後もその金額や、アッと言わせるような選手やクラブの選択にサッカーファンが注目していく光景は変わらないだろう。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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