低迷マンU「過去30年で最弱」 18節時点の勝ち点25は“最低記録”と英メディア指摘

最下位ワトフォードに0-2で完封負けしたマンU【写真:Getty Images】
最下位ワトフォードに0-2で完封負けしたマンU【写真:Getty Images】

最下位ワトフォードに0-2と不覚、1989-90シーズン以降で最低の勝ち点を記録

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間22日に行われたプレミアリーグ第18節ワトフォード戦に0-2で敗れた。18試合を終えて獲得した勝ち点はわずかに「25」で、1989-90シーズン以降で最低記録だと英公共放送「BBC」が報じた。“赤い悪魔”の異名を持つ名門クラブは、暗いトンネルから抜け出せずにいる。

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 オレ・グンナー・スールシャール監督率いるユナイテッドは、最下位に沈むワトフォードの敵地に乗り込んだが、後半5分と9分と立て続けに失点しリードを奪われた。同19分には足首の怪我で戦線離脱していたフランス代表MFポール・ポグバが9月30日のアーセナル戦(第7節/1-1)以来11試合ぶりの復帰を果たしたが、攻撃陣は最後まで沈黙。今季ここまでわずか1勝だった相手に、まさかの完封負けを喫した。

 英公共放送「BBC」によれば、スールシャール監督は試合後に「最後の30分でポールが出場したが、おそらく今日のプラス要素はそれだけだった」と語り、収穫の少ない試合だったと肩を落としている。

 8位に沈むユナイテッドは、第18節終了時点での勝ち点がわずかに「25」。同時期の記録としては、1989-90シーズン以降で最低の勝ち点だと記事では報じられている。ユナイテッド史上、過去30年で最も勝てないチームとなってしまったようだ。

 首位を走る宿敵リバプールとの勝ち点差は「24」、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位チェルシーとの差もすでに「7」まで広がっている。リーグ戦が折り返し地点を迎えるなか、スールシャール監督の去就問題も囁かれているが、“赤い悪魔”は後半戦に立て直すことができるだろうか。

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