香川がRマドリード戦で絶妙アシスト 過熱する去就報道に試合後は無言を貫く

 米サッカー史上最多となる10万9318人の大観衆を前に、マンチェスター・Uがファンタスティックなショーを演じた。前半21分、MFダレン・フレッチャーが、FWウェイン・ルーニーとのパス交換で崩し、中央にボールを送る。パスを受けたFWダニー・ウェルベックが左サイドに展開。そこに走り込んだMFアシュリー・ヤングが右足でシュートを放ち、鮮やかにゴールネットを揺らした。
 前半27分に、レアル・マドリードFWガレス・ベイルにPKで1点を返され、やや押し込まれる展開が続いたが、前半37分に再びヤングが突き放す。左サイドでボールを受けると、右足に持ち替えてゴール前にクロスを入れた。すると、ゴール前に飛び込んだルーニーの頭にはわずかに合わなかったが、ボールはそのままゴールラインを越え、再びリードを奪って試合を折り返した。
 マンチェスター・Uのルイス・ファンハール監督は後半16分、MFフアン・マタに代えてMF香川真司をトップ下でピッチに送り出した。すると、同じタイミングで入ったメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスと好連係を見せた。後半26分、左サイドをドリブルで駆け上がったDFルーク・ショーから入ってきたボールを左アウトでトラップ。戻りながら素早く反転し、最終ラインの裏へとループパスを送った。これにチチャリートが呼応して合わせたが、シュートは相手GKに阻まれてしまう。

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