サウサンプトン問題児が試合当日に遅刻 指揮官大激怒でマンU移籍が加速?

遅刻癖があるマネ クーマン監督は「受け入れ難い」と憤怒

 サウサンプトンのセネガル代表FWサディオ・マネは2日、ノーウィッチ戦で試合前のミーティングをすっぽかしてしまう大失態を犯した。ロナルド・クーマン監督はこれに激高し、ベンチ入りメンバーからも外すペナルティーを与えたと、英国営放送「BBC」が報じている。

 0-1で敗れた試合後、クーマン監督は怒っていた。「チームメイト、ファン、クラブに敬意を払わなければいけない。選手は大金を支払われているのだから。2時間前にスタメンを変えることなど、受け入れ難い」。顔面を紅潮させてマネへの憤怒の声を上げた。

 日本代表DF吉田麻也の同僚は、先発予定から一転、遅刻でメンバー外になった。2014年にレッドブル・ザルツブルクから加入したマネは、今季19試合出場3得点を挙げていた。リーグ屈指のスピードを誇り、チャンスメーカーとしても活躍。マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督の補強リストにもその名前が入っているという。

 だが、遅刻癖のあるマネに対し、クーマン監督はこう断罪した。

「(遅刻は)これが2度目だ。昨年にもスタジアムに1度遅れてきた。そして、今日はミーティングに遅れてきた」

 一方で、今回のメンバー落ちによってユナイテッド移籍が加速すると、英地元紙「デイリー・メイル」は伝えた。ストライカーが足りないと公言していたオランダ人指揮官は、夏の移籍市場でもマネ獲得に乗り出していた経緯もあった。問題児の遅刻は、移籍への布石となるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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