伊メディアが選ぶ「移籍失敗の10人」 不名誉な”失望男”の称号を与えられたのは?

不名誉な1位はプレミアで沈黙の”虎”に…

 第3位は、インテルの10番からレアル・マドリードへの移籍を決意したMFマテオ・コバチッチ。選手層の厚いレアル入りには当初から懐疑的な論調が多かったが、実際に出場機会を思うように得られず、ラファエル・ベニテス監督から「もっと成長が必要」とコメントされるなど信頼を勝ち取れていない。

 第2位は、リバプールのFWロベルト・フィルミーノ。4000万ユーロ(約54億円)という大枚をはたいてホッフェンハイムから獲得したが、チームが開幕から不振を極めてブレンダン・ロジャース監督が解任された。フィルミーノ自身は727分の出場で1ゴール4アシスト。さすがに、50億円を超える移籍金は高くついている。

 そして不名誉なナンバー1は、チェルシーのFWラダメル・ファルカオになった。昨季マンチェスター・ユナイテッドで期待を裏切ってしまったファルカオだが、今季モナコから再びレンタルで加入したチェルシーでも大不振は継続。以前の圧倒的な得点能力は影をひそめ、リーグ9試合の出場でわずかに1ゴール。”スペシャル・ワン”ことジョゼ・モウリーニョ前監督からも見切りをつけられたかのように、秋以降は全く起用されなくなった。新任のフース・ヒディンク監督の下で復活できるか注目される。

 果たして、冬の移籍市場ではどのような移籍が起こり、その選手たちは期待に違わぬ活躍を見せることができるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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