ミラン史に残る名DFがラツィオ時代の盟友を擁護 「ミハイロビッチはミランにとって正しい人間だ」

黄金期を支えたネスタ氏 近年の低迷はミラン幹部にあると断罪

 現役時代にACミランで活躍した元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタ氏が、批判を受けているシニシャ・ミハイロビッチ監督を擁護。問題はクラブ幹部にあると改めて指摘している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ラツィオでプロデビューを果たしたネスタ氏は、当時共闘したミハイロビッチ氏を全面的に擁護している。

「このクラブの問題は監督ではない。心配の原因は常に監督にあるように見られているが、彼らは監督を代え続けている。状況は変わっていない。ミハイロビッチはミランにとって正しい人間だ。彼はタフで、自分のやり方も持っている。クビにしないことを祈る」

 2002年から12年まで在籍し、ミランで数々の栄冠を獲得してきた名ストッパーはこう提言し、現在のクラブの問題は補強にあると断言する。

「ミランはUEFAチャンピオンズリーグ出場権を奪回するために戦うことはできる。チームはそこまで悪くない。その位置を狙うことはできる。だが、メンタリティを変える必要がある。過去よりも資金力がないのなら、慎重に事を進めなければいけない。補強で失敗してはいけない」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング