「チームが勝つために…」 “ベストヤングプレーヤー”田中碧、E-1で目指す“ボランチ像”

日本代表MF田中碧【写真:Football ZONE web】
日本代表MF田中碧【写真:Football ZONE web】

10日にE-1選手権初戦の中国戦を控え、釜山市内でトレーニングを実施

 森保一監督率いる日本代表は10日に韓国・釜山で開幕するE-1選手権に参戦する。9日には翌日の中国戦に向けてトレーニングを実施。今季、Jリーグのベストヤングプレーヤー賞を受賞したMF田中碧(川崎フロンターレ)は「自分に何ができるのかを毎試合、強い相手に試しながらやっていきたい」と抱負を語り、今大会で目指す“ボランチ像”を明かした。

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 9日に森保監督らが登壇する開幕会見を終え、大会に向けた機運が高まるなか、日本代表は釜山市内で中国との初戦に向けて調整に励んだ。J1最終節から中2日の厳しい日程ながら、離脱者もなく全23選手が揃っている。

 今季、川崎で24試合1得点を記録した田中は、大きな飛躍を遂げた。10月にはU-22日本代表の一員として、国際親善試合ブラジル戦でミドルシュート2発を叩き込み、3-2の勝利に貢献。充実の1年を過ごし、初のA代表を勝ち取った。9日のトレーニング後には「自分に何ができるのかを毎試合、強い相手に試しながらやっていきたい」と抱負を口にし、今大会で目指すプレーにも言及している。

「まずは自分の持っている力を出すことがチームにとって必要なことだと思いますし、自分のプレーが評価されて呼ばれている。自分のプレーを出すとともに、ボランチとしてチームが勝つために攻守においてどうやってチームを動かすかが大事。自分がボールを触ってプレーすることもそうですし、触らなくてもチームの流れを良くしていかないといけない」

 そしてチームの要となるボランチとして、周囲の特徴を把握しながら「チームとしてどういうものを目指すべきなのか、自分の中で組み立てていければいいかなと思います」とも語った田中。“初顔合わせ”が多い今回のチームにあって、その姿勢は頼もしい限りだ。川崎でのチームメートであるMF大島僚太らと競争しながら、今大会でのさらなる飛躍を目指している。

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(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)



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