ブンデス前半戦で4得点7アシストの香川 公式サイトが「勝利に直結する活躍」と称賛

前半戦総括企画でドルトムントの2位に貢献と評価

 前半戦を2位で折り返したドルトムントで、出色のパフォーマンスを見せている日本代表MF香川真司。ブンデスリーガ公式サイトでは「2015-16シーズン前半戦総括」として、ここまでの活躍ぶりがまとめられている。今季就任したトーマス・トゥヘル監督の下で輝く”小さな魔法使い”は、「チームの勝利に直結する働き」とその影響力の高さを絶賛された。

 今季の香川はユルゲン・クロップ前監督(現リバプール)時代や日本代表で慣れ親しんだ4-2-3-1のトップ下ではなく、4-3-3の左インサイドハーフとしてポジションを確立。11月8日に行われたシャルケとのダービーマッチでのヘディングゴールや、10月25日のアウクスブルク戦での圧巻の3アシストなど印象的な活躍が多く、ここまでリーグ戦4得点7アシストを記録している。

 また、得点のみならず、味方のゴールの演出や攻撃の組み立てに絡む機会が増えるなど、プレースタイルにも確かな変化が見られている。1対1での勝率が、ドルトムントでの過去3シーズンに比べて格段に上がっていることも特筆すべき点として挙げられた。

 そして、ドルトムントはUEFAヨーロッパリーグ(EL)で予選から出場していることもあり、リーグ、DFBポカールと3つのコンペティションで前半戦から過密日程を強いられた。すでに30試合を消化した中で、香川は26試合に出場。疲労も考慮されてか、前半戦の終盤はベンチスタートが増えたものの、5日のヴォルフスブルク戦では途中出場から後半アディショナルタイムに値千金の決勝点を挙げ、続く13日のフランクフルト戦でも同様に途中出場ながら1アシストと、短い時間の中でも結果を残す”ジョーカー”としての勝負強さも見せつけた。

 

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