森保監督、堂安ら一部主力不在も総合力に自信 「チーム力が落ちるとは思っていない」
前日会見で「誰が出てもチームコンセプトの下で戦える」とアピール
日本代表の森保一監督が13日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦(14日/ドレン・オムルザコフ・スタジアム)に向けて、首都ビシュケク内のホテルで前日会見に臨んだ。今回はMF堂安律(PSV)やMF久保建英(マジョルカ)らがU-22日本代表活動に回り、メンバーの入れ替わりが予想されるが「チーム力が落ちるとはまったく思っていない」と強調した。
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森保ジャパンは10日午後からトレーニングを開始。初日は13人、2日目は残りの欧州組10人が合流するもMF橋本拳人(FC東京)がホテルでコンディション調整となった。試合会場での練習は前日からになるため、ピッチ状態、戦術の確認を含めてすり合わせの時間は限られる。
さらに、今回は体制発足後から右サイドのレギュラー格を担ってきた堂安がU-22日本代表の活動参加で不在。18歳の久保も未招集のため、MF伊東純也(ヘンク)らの活躍に期待が懸かる。森保監督は招集した選手に対して、同等のパフォーマンスを見せてくれると信頼を寄せる。
「U-22のほうに選手が行っていますが、明日の戦いでチーム力が落ちるとはまったく思っていない。ミーティングでチームコンセプトを確認していて、誰が出ても同じコンセプトの下で戦える。選手が変わるのは今回だけじゃなく、これまでの親善試合のなかでもいろんなチャレンジをしてきた。選手たちはチームの戦術を理解して、自分の良さをコンセプトの中で発揮してくれる」
選手層の厚さをアピールするうえでも、キルギス戦は重要な戦いになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)