ザルツブルク南野、リバプール移籍の可能性に海外注目 「アジア市場を拡大するうえで…」

リバプール移籍を海外メディアから注目されるザルツブルクMF南野【写真:Getty Images】
リバプール移籍を海外メディアから注目されるザルツブルクMF南野【写真:Getty Images】

南野の実力を称えたうえで「マーケティング面でも意味をなす」と有益性を主張

 ザルツブルクは現地時間5日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節でナポリと対戦し、敵地で1-1と引き分けた。先発出場で後半16分までプレーした日本代表MF南野拓実に対し、海外メディアは同グループに在籍する欧州王者リバプールへの移籍を「マーケティング面でも意味をなす」と有益性を主張している。

 10月23日に行われたCLグループステージ第3節もナポリとの対戦だったが、ザルツブルクはホームで2-3と競り負けていた。敵地での再戦では前半11分に獲得したPKをFWエルリング・ホランドが決め、先制に成功する。しかし同43分に同点弾を許し、試合は1-1の痛み分けに終わった。

 決勝トーナメント進出に向けて厳しい状況となったザルツブルクだが、サッカー情報サイト「Playing For 90」はユルゲン・クロップ監督が今冬の移籍市場で獲得に乗り出すべきプレーヤーを紹介しており、“最初の候補”として南野の名を挙げた。CL第2節リバプール戦(3-4)で鮮やかなボレー弾を叩き込んだ南野について、記事では「クロップから笑顔の称賛を引き出すボレーを披露した。ラインの間を獰猛に走り続ける絶え間ない脅威を与え、リバプールの最終ラインに多くの問題を引き起こした」と振り返っている。

「リバプールはナイキとのキットサプライヤー契約を結ぶことで、売り上げを促進し、リバプールのブランドにおいてアジア市場を拡大するうえで、クラブのニューフェイスになりうるため、マーケティング面でも意味をなす」

 また、記事では今後のアジア戦略を見据えた補強にもなることを指摘。リバプールは南野獲得に乗り出すのか、動向により一層の注目が集まりそうだ。

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