CWC表彰式でメッシと再会!? 引退発表の澤が優勝トロフィー贈呈の大役を務めることが明らかに
メッシと澤は2011年FIFA世界最優秀選手賞を同時受賞
日本女子サッカー界のレジェンドで、先日今季限りでの現役引退を発表した澤穂希(INAC)が、大役を務めることになった。20日に欧州代表バルセロナと南米代表リバープレートによる決勝戦が行われるクラブワールドカップで、優勝トロフィーを贈呈するプレゼンターを務める。FIFA公式サイトによるインタビューで明らかになった。
「ずっとずっと昔からこの大会を観ていましたし、世界の大陸の強豪クラブが日本に来るなんて最高に幸せなことです。そして間近でトッププレーヤーを見られるなんてエキサイティングです」
澤は、クラブワールドカップの印象をこう語った。
そして、インタビュアーが「決勝戦では試合後のセレモニーでトロフィーを渡す大役が待っています。今から興奮していますか?」という質問を投げかけたことで、今回の大役が明らかになった。澤は「こんな素晴らしい大役を私自身がして良いのか分からないですが、誰もが経験できることではないお仕事を頂けたのは光栄です。仕事をしっかり果たしたいです」と応じている。
2012年1月に前年度のFIFA世界最優秀選手賞を受賞した際に、男子の同賞を受賞したのが、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだった。「私がメッシを評価する立場にはないのですが、彼のゴールへの貪欲さや執念、技術、スピードはどれを取っても世界一だなぁと思って観ています」と語る澤だが、優勝トロフィーのプレゼンターとしてメッシと再会する瞬間が訪れるのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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