チェルシーがヒディング新監督就任を正式発表! 成績不振で解任のモウリーニョの後継者

チェルシーで09年以来の途中登板 契約期間は今季いっぱいまで

 プレミアリーグ強豪チェルシーは今季16位と成績不振を理由に解任したジョゼ・モウリーニョ監督の後任としてフース・ヒディンク氏が新監督に就任したことを正式発表した。契約は今季終了まで。ヒディンク氏はクラブ公式サイトを通じてコメントを発表している。

「スタンフォード・ブリッジに戻ってきたことに興奮している。今はいるべき場所にいない状態だが、チェルシーは世界中でも最も大きいクラブの一つだ。しかしながら、今シーズンの内にそれを覆せると確信している。私はこの偉大なクラブで選手やスタッフと協力し、特にチェルシーのファンと私との素晴らしい関係を新たに築けることを楽しみにしている」

 今年6月29日に成績不振を理由にオランダ代表監督を退任していたヒディンク氏は、2009年に当時のルイス・フェリペ・スコラーリ監督が解任された後を受け、ロシア代表監督との兼任でチェルシーを率いた。その際にはFAカップを制する手腕を発揮し、急場での強さを証明している。

 リーグ戦では降格圏まで勝ち点1差と大不振に陥っているが、UEFAチャンピオンズリーグでは決勝トーナメントに進出している。果たしてヒディンク監督は、前回の途中就任時と同じように不振からチームを脱却させることはできるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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