20歳の神童とチチャリートを比較すると？

　1トップはフランス代表の20歳の神童、アンソニー・マルシアルで問題なしとされている。今夏レバークーゼンに放出されたチチャリートこと、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスは新天地でゴールを量産しているが、「マルシアルはいい選手。ロビン・ファン・ペルシー（フェネルバルチェ）とハビエル・エルナンデスよりも彼を選ぶ」と断言している。マルシアルの現状については「監督から起因する自信の欠如で、選手は束縛されながらプレーしている」と、オランダ人指揮官の哲学の影響を受けすぎ、本調子ではないと分析している。

　ファン・ペルシーに関しては「正しい売り時」と指摘。チチャリートに関しては「スーパーサブ以上の存在に見えなかった。先発した試合では本当に何もしなかった」と、厳しい視線を注いでいる。

　ブンデスリーガで輝きを放つ香川とチチャリートは選外となったが、ボーンマス戦のスタメンではリストラした25人のうち5人が先発できたと、特集では結論づけられている。

　システムは4-2-3-1で、選ばれた先発11人は以下のとおり。

GK

デ・ヘア

DF

バレラ

エバンス

ブリント

エブラ

MF

フレッチャー

キャリック

ナニ

マタ

ザハ

FW

マルシアル

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images