ブラッター会長が身の潔白を主張 「私は悪魔でなければFIFAはマフィアではない」

追い詰められた疑惑の男

 贈収賄疑惑などの渦中のゼップ・ブラッター会長が、「私は悪魔でなければFIFAはマフィアでもない」と名言を残し、大きな話題となっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」などが報じた。
 現在スイス司法当局などの捜査を受けているブラッター会長は、FIFAの倫理委員会から90日間の職務停止処分を受けている。そして今後、2つの可能性が想定されているという。
 1つ目は2年間の職務停止処分に加え、16万スイスフラン(約2000万円)の罰金。もしくは永久追放だ。FIFA高官が次々に逮捕される中、UEFAのミシェル・プラティニ会長との不適 切な金銭の授受が発覚し、追い詰められている会長は「私は悪魔でも、FIFAはマフィアでもない」と潔白を主張した。
 倫理委員会から会長に不利な情報がリークされていると現状を指摘し、いら立ちを募らせていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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