敵将と握手拒否のクロップ監督 怒りの行動を相手選手が「少しバカみたいだった」と批判

ロブレンへの激しいタックルに激高

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は、2-2のドローとなった13日のウェスト・ブロムウィッチ戦でクロアチア代表DFデヤン・ロブレンが激しい接触プレーで故障したことから、試合後に敵将トニー・ピューリス監督と握手をしなかった。この熱血漢の怒りの行動が、相手選手から「少しバカみたい」との批判を呼んでいる。地元紙「リバプール・エコー」が報じている。

 ウェスト・ブロムウィッチのウインガーでアイルランド代表MFジェームス・マクリーンは、ドイツ人指揮官の握手拒否事件をこう振り返ったという。

「ドルトムントでの偉大な仕事ぶりから、彼には多大な尊敬を僕はしている。だが、日曜日の試合では正直少しバカみたいだったね。勝とうが、負けようが、引き分けだろうが、相手に敬意を表さなければいけない」

 普段は試合後に対戦相手と健闘を称え合う姿を見せるクロップ監督自身も、ピューリス監督とあえて握手をしなかったことを認めている。「いつもなら握手をするが、今日はしなかった。親善試合ではないんだ。みんなも見ていただろう。彼の幸運を祈るよ」と語った。

 

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