カリアリ戦フル出場の長友、安定の及第点評価 「いつも通りの献身性と執拗な上下動」

イタリアメディア採点 インテルはイタリア杯8強進出

 イタリア杯ラウンド16のカリアリ戦で3-0の勝利を収め、ベスト8へと進出したインテル。日本代表DF長友佑都は先発フル出場した。セリエBの格下相手とはいえ、完勝を収めたチームは全員が総じて平均点以上の評価を与えられている。インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」が試合後の採点を公開している。

 長友の評価は及第点となる6点だった。「いつもどおりの献身性と執拗な上下動で、相手のピサカーネとムッルを制御した。中盤を助けるプレーも見せた。満足の出来るプレーを見せた。残念だったのは、試合の最後のところでクラーニョを打ち負かせなかったこと」と、試合終了間際に訪れたシュートチャンスで、相手GKに決定的なシュートを弾きだされたこと以外は満足のできるプレーだったとされている。

 チーム内最高の評価を得たのは、MFマルセロ・ブロゾビッチで「7.5点」だった。途中出場の選手を含め、採点がついた12人の中で長友と同じ「6点」が7人で、そこには同じサイドバックとしてポジションを争うDFマルティン・モントーヤ、DFダニーロ・ダンブロージオ、DFフアン・ジェズスも含まれた。

 ヨーロッパのカップ戦への出場権を持たないインテルにとっては、リーグ戦との二冠を狙える重要な国内カップ戦になっている。順当に準々決勝進出を果たし、準決勝進出を懸けて16日に行われるナポリとベローナの勝者と対戦することになる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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