欧州EL決勝トーナメント組み合わせが決定 香川ドルトムントは名門ポルトと激突

CL優勝経験チーム同士の好カード

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント組み合わせ抽選会が14日に行われ、ベスト32の対戦カードが決定した。

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)は、2003年と11年にEL(03年当時はUEFAカップ)を制している強豪ポルト(ポルトガル)との対戦が決定。ドルトムントにとってはクラブ初の同タイトルを懸けての戦いとなる。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝経験を持つチーム同士の激突は1回戦屈指の好カードとなった。

 CLのグループステージ最終節で敗れて3位となり、このELへ参戦することになった名門マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は、デンマークの名門ミッティランと対戦する。CLで3度の優勝を誇るユナイテッドもこのELでは前身のUEFAカップも含め、いまだに優勝経験はないため、クラブにとっての初タイトルを目指す戦いとなる。

 そして、史上初の大会3連覇を狙うセビージャ(スペイン)は、ノルウェーのモルデと対戦する。今季は昨季王者としてCLに参戦していたが、ユベントス(イタリア)、マンチェスター・シティ(イングランド)と同居したグループで3位となっていた。

 今回のEL決勝トーナメントではその他にも日本人選手も参戦。内田篤人の所属するシャルケはシャフタール・ドネツク(ウクライナ)、田中順也所属のスポルディング・リスボンはメキシコ代表FW“チチャリート”ことハビエル・エルナンデスが絶好調のレバークーゼン(ドイツ)、FW柿谷曜一朗所属のバーゼル(スイス)がサンテティエンヌ(フランス)とそれぞれ対戦することが決まった。

 

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