泥沼4連敗に危機感を募らせる長谷部 生粋のリーダーが改革の必要性を訴える

自動降格圏が背後に迫る恐怖

 低迷するフランクフルトの敵地での戦術は、堅守速攻で徹底されていた。

「守備的に戦って前に出てきたところをカウンターで狙うっていうことをやっていたんですけど、先制点を取るまでは良かったですけどね。そこからなかなか難しいゲームになってしまいました」

 前半6分のMFアレクサンダー・マイアーのゴールで先制した形は予想通りだったが、リードした優位性を生かせなかった。泥沼の4連敗で、チームは自動降格圏の17位まで勝ち点差1と迫っている。

「チームも怪我人とか出場停止とか、なかなかメンバーも揃わない中でやっていて。非常に苦しいというか、なかなかうまくいかないっていうのはあります。何かのきっかけで変えていかなきゃいけないと思う。次の試合は年内最後ですし、そこで良いプレーをして、絶対勝ち点3を取らないといけないと思います」

 責任感の強い男は、降格危機から脱出するために改革の必要性を訴えていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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