バイエルン名誉会長がペップの来季マンU監督就任の可能性を明言

今季限りで契約満了の名将「ペップは世界のトップクラブに興味がある」

 バイエルン・ミュンヘンのフランツ・ベッケンバウアー名誉会長は今季限りで契約満了となるジョゼップ・グアルディオラ監督が来季マンチェスター・ユナイテッドの次期監督に就任する可能性があると語っている。独地元紙「ミュンヘナー・メルクーア」に対して明かした。

  “ペップ”の愛称を持つスペイン人指揮官は今季限りでバイエルンとの3年契約が満了となる。一部でマンチェスター・シティ行きで合意とすでに報じられていたが、元ドイツ代表のレジェンドはその宿敵であるマンチェスター・ユナイテッド行きの可能性のほうが高いと見ている。バルセロナ時代に就任1年目から三冠達成を成し遂げたのをはじめ、バイエルンでもタイトルを総なめにしている実力があれば、世界中どのクラブでも指揮をとることができると主張した。

「ペップは世界のトップクラブに興味がある。それは普通のことだ。彼ほどの男ならクラブを自分で選ぶことができる。人気、知名度という意味ではマンチェスター・ユナイテッドが世界一だろう」

 ユナイテッドは現在チームを率いるルイス・ファン・ハール監督が契約満了となる2017年で引退する意志を明かしているが、その戦術に加え、欧州チャンピオンズリーグ決勝T進出失敗によりサポーターとメディアの批判を集めている。44歳の名将のオールド・トラッフォード上陸は実現するのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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