川島のダンディーU移籍をスコットランド協会が承認と地元紙 デビューは最短で19日か

復活にまた一歩前進 今季わずか2勝のチームの救世主になれるか

 日本代表として2度のワールドカップ出場経験を持つ守護神が、復活へまた一歩近づいた。スコットランド・プレミアリーグのダンディー・ユナイテッドは、加入が決定的な川島永嗣の移籍についてスコットランドサッカー協会(SFA)の承認を得たと、英地元紙「ザ・クーリエ」が報じている。

 川島はダンディー・U移籍で11月2日に合意に達した。しかし、就労ビザ発給に遅れが出たことでいまだ正式発表には至っていなかった。しかし、12月に入り、本人がブログで「今ようやくビザの件も見通しがつき、Dundee Unitedと本契約に向けての運びになっていくと思います」と、決定間近であることを公言していた。

 川島は現在、古巣川崎でトレーニングを行い、デビューの時を今か今かと待ちわびている状況だ。12日に予定されている本拠地タナディス・パークでの、パーティック・シスル戦でのデビューも予想されていたが、今後渡英し必要書類の提出など、正式決定に向けた手続きも残されているため、現実的には19日の敵地インヴァネスCT戦でのお披露目になる可能性が高いという。元日本代表のベテランGKは17節を消化してわずか2勝(3分12敗)と、プレミアリーグ最下位に苦しむチームの救世主となれるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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