ドイツ紙が香川を「常にチャンスに関与」と評価も、EL2敗目で軒並み低い採点

地元2紙とも香川の採点は「4」

 日本代表MF香川真司は10日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ最終節のPAOKテッサロニキ(ギリシャ)戦に先発出場し、後半21分までプレーした。前半から好機を演出し、何度かゴールにも迫ったが途中交代。チームも0-1で敗戦したことから、ドイツ地元紙の評価は低かった。

 地元紙「ルールナハリヒテン」紙の採点では4点(1が最高、6が最低)。チーム最高評価は、途中出場ながら積極的なプレーでチャンスメイクしたMFムヒタリアンで3点。3.5点の主将DFフンメルスとGKヴァイデンフェラー、途中出場のMFバイグルに続き、香川、DFギンターら5人がチーム5位タイとなる4点だった。

 1トップで先発のFWラモスが4.5点。韓国代表DFパク・チュホ、前半のみの出場でゴールポスト直撃のシュートを放ったMFロイスが5点。10月1日の敵地PAOK戦以来の先発出場で気合十分のFWヤヌザイが、チームワーストとなる5.5点と厳しい評価だった。

 「WAZ」紙でも香川は4点という評価。「小さな日本人は常にチャンスに関与していた」として、前半10分に、エリア内に侵入して左足のシュートを放ったシーンや、同22分にヤヌザイへのラストパスで好機を演出したシーン、そして後半7分にDFパクのクロスからヘディングであわやゴールというシュートを放った場面が特筆すべき点として挙げられた。しかし、得点に絡めないままFWオーバメヤンと途中交代したことで、評価はそれほど芳しいものではなかった。

 

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