名手シャビ、苦戦中の古巣バルセロナ監督就任に前向き 「悪いことではないよね」
今季スタートダッシュに失敗したバルサ、アル・サッドで指揮を執るシャビ監督が胸中吐露
昨シーズン、リーガ・エスパニョーラ連覇を果たしたバルセロナだが、2019-20シーズンは開幕5試合で2勝1分2敗とスタートダッシュに失敗した。エルネスト・バルベルデ監督への風当たりが強くなっているタイミングで、クラブのレジェンドであり、現在アル・サッド(カタール1部)で監督を務めるシャビ・エルナンデス監督が将来について語ったようだ。
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スペイン紙「スポルト」がカタルーニャの地元メディア「ARA」のインタビューを引用。今夏限りで現役を引退し、そのままアル・サッドの指揮官に就任したシャビ監督に直撃した様子を伝えている。
「バルサへの“架け橋”になるかは分からないところだ。自分が今ひとつだけ気にしていることはここでどれだけ上手くやれるか、タイトルを勝ち取れるか、そして将来についてどれだけ学べるか、いくつかのミスをすることだと思う」
このように指導者としてのファーストキャリアを考えているシャビ監督に対して、バルサについての質問が飛ぶことは自然なことだろう。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツらかつての盟友を指導したいかとの質問が飛ぶと、このように返している。
「悪いことではないよね。僕はレオ(メッシ)、ルイス(・スアレス)、ブシ(ブスケッツ)、ジョルディ・アルバやジェラール・ピケ、セルジ(・ロベルト)を知っているわけだし、どんなトレーニングをしているか、もし彼らが悲しんでいたり怒っていたら、どんなリーダーシップを取るかもだ。3人から10人ぐらいをよく知っていて良い関係を築いているので、監督にはなってみたいよ」
こう語ったシャビ監督。もちろん現時点ではアル・サッドの指揮が自らの仕事となるが、バルセロナの本拠地カンプ・ノウ帰還の前にどれだけの経験値を積み重ねることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)