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ベジクタシュ新加入MFが衝撃の退場劇 “報復膝蹴り”が話題「問題を抱えたスタート」
アーセナルからレンタル加入のエルネニーがデビュー戦で暴力行為を行い一発退場
名門アーセナルからトルコに渡ったエジプト代表MFが、衝撃の退場デビューを飾った。球際のバトルで相手の肘が当たったことに激昂し、背後から下腹部に膝蹴りをお見舞い。両者ともにレッドカードでピッチを去り、海外メディアもこぞって取り上げている。
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衝撃の“攻防”が繰り広げられたのは、現地時間14日に行われたトルコ1部リーグ第4節のガズィアンテプ対ベジクタシュ戦だ。試合はPKで先制したホームのガズィアンテプが後半34分までに3点のリードを奪取。その後、2分間で2ゴールを失い詰め寄られるも、3-2で逃げ切ったが、2-0で迎えた後半30分にひと悶着が起こっていた。
タッチライン際の攻防で、ベジクタシュのエジプト代表MFモハメド・エルネニーが相手FWオラレンワユ・カヨーデにプレッシャーをかけようとしたところ、カヨーデがマークを振り払うように右肘を出し、エルネニーのあごにヒット。これに激昂したエルネニーはすぐさま右足を蹴り上げ、下腹部に膝が当たったカヨーデはピッチに倒れ込んで悶絶した。
激しい肉弾戦を繰り広げた両者はともに暴力行為で一発退場。特に、エルネニーは今夏にアーセナルからレンタルで加入したが、ホロ苦い新天地デビュー戦となってしまった。
英紙「ザ・サン」は、「問題を抱えたスタート」と見出しを打ち、「エルネニーはオラレンワユ・カヨーデの肘を受け、報復で激しい攻撃に出た」と言及。スペイン紙「マルカ」が「忍び寄る攻撃」と報じれば、トルコ紙「Milliyet」は「エルネニー・ショック」とキャッチーなフレーズで状況を伝えた。
名門アーセナルで4シーズンプレーした実績を持つエルネニーだが、不本意な形で世界の注目を集めてしまった。