C大阪MF田中亜土夢、マーカー5人+相手GK“無力化”のビューティフルミドル弾に反響

セレッソ大阪MF田中亜土夢(右)【写真:Getty Images】
セレッソ大阪MF田中亜土夢(右)【写真:Getty Images】

ペナルティーアークからフリーで右足一閃 元日本代表GK西川の守るゴールを破る

 セレッソ大阪は13日、J1リーグ第26節・浦和レッズ戦で2-1と勝利を飾った。試合終了間際に途中出場のMF田中亜土夢がペナルティーエリア外から完璧なコースを突いて決勝ミドルを突き刺したが、ファンからも「うますぎる」「ゴラッソ!!」と称賛の声が上がっている。

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 敵地に乗り込んだC大阪は、後半2分にDF松田陸の一撃で先制。しかし、同15分に浦和のエースFW興梠慎三に同点ゴールを決められ、試合は振り出しに戻る。その後は緊迫した展開が続くなかで、スコアを動かしたのが後半26分から途中出場した田中だった。

 後半39分、右サイドでパスを受けたMF水沼宏太を起点に、FW鈴木孝司、松田とダイレクトプレーでつなぎ、ボールはペナルティーアーク付近でフリーの田中へ。すると、31歳のアタッカーは目の前に浦和の選手が5人いるなかでワントラップから右足を一閃。鋭いシュートはゴール手前で急激に落ち、元日本代表GK西川周作もボールがネットを揺らすのを呆然と見届けるしかなかった。

 C大阪公式ツイッターが田中の決勝弾を伝えたテキスト速報のコメント欄には、ファンから「うますぎる!」「アトムナイス!」と称賛の言葉が続々到着。田中は試合後に自身の公式ツイッターで「応援ありがとうございました!」と綴ると、「魂が叫ぶほどの超ゴラッソでした!」「自分の中で今節のベストゴールです!」「ビューティフルゴール」とこちらも感嘆の声で溢れていた。

 今季はまだこれがリーグ戦2点目だが、C大阪がAFCチャンピオンズリーグ出場圏内、大逆転でのリーグ初優勝を狙ううえで、チームを勢いづける田中の活躍は不可欠となりそうだ。

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