HSV酒井、4戦連続先発もミスから失点 「中途半端なクリアミスだった」と猛省

優勢に進めたマインツ戦で1−3敗北

 ハンブルガーSVの日本代表DF酒井高徳は5日のマインツ戦に先発フル出場を果たしたが、結果は1-3と完敗。4試合連続で出番を得た酒井は失点に繋がった後半6分のクリアミスを猛省していた。ブンデスリーガ公式サイトが伝えた。

 序盤からボールを支配していたのはHSVだった。MFホルトビーを中心にパスを回してマインツゴールに迫ったが、前半16分には反対に失点を喫した。マインツMFハイロが地面に倒れ込みながら、こぼれ球に反応して決めた驚きの一撃だったとはいえ、引いて守り固めていた相手に許した痛恨の失点だっただけに、酒井も不運な失点だったと嘆いた。

「やっぱ前向いたところが向こう(マインツ)の強さでもあるので。勢いよくやってきたっていう感じで。1失点目は、アンラッキー過ぎるというか…。GKもちょっとこう、なんていうんですか、サプライズだったっていうか。本人(ハイロ)も多分、絶対中に戻そうとしただけだったと思うんすけど、不運な形で入ってしまった」

 マインツは少ないチャンスをものにしたが、HSVは決め手を欠き、ゴールの匂いはあまり感じられかった。酒井も「0-1の時点では全然問題なかった。問題はやはり、決めるところで決めれなかったってとこかなと思います」と、チームとしての決め手を欠いた点を課題に挙げた。

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