ビブス投げも夜遊びも不問! モウリーニョが悪童コスタへのネガティブ報道を一蹴
波に乗れない今季 度重なる挑発行為がクローズアップ
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、このところはピッチ内外での問題行動ばかりが目立ち、古巣アトレティコ・マドリードへの移籍が囁かれているFWジエゴ・コスタについて、全幅の信頼を寄せているようだ。「彼にはなんの問題もない」とし、問題行動連発のストライカーを擁護した。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
昨季リーグ20得点を挙げたスペイン代表のコスタだが、今季は開幕からコンディションが整わず、対戦相手から研究された影響もあり、プレーでは1年目のシーズンほどのインパクトを残せていない。その一方で、ピッチ内外での問題行動にスポットライトが当たっている。
9月19日の第6節アーセナル戦ではDFローラン・コシエルニーの顔を叩き、これに抗議したDFガブリエル・パウリスタを挑発して退場に追い込み、激しいバッシングを浴びた。さらに、11月29日の第14節トットナム戦では90分間出番がなかったことに不満を示し、ウォーミングアップからベンチに戻る際に着ていたビブスをモウリーニョ監督のいる方向に向かって投げたことが話題となっていた。モウリーニョ監督は自分の方に飛んできたことを「偶然」とし、コスタの行為を不問としたが、これを契機にスペインメディアでアトレティコ復帰の噂が出るなど、去就問題が加熱していた。
しかし、モウリーニョ監督はそうした噂に首を傾げた。コスタはチームのレギュラー選手であり、その信頼は全く揺らいでいないようだ。
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