去就騒がれるペップが宿敵の監督就任を否定 「私はレアルにフィットしない」

後を絶たないうわさ

 その去就に多くの注目が集まる“ペップ”ことバイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督は、スペインメディアで報じられたレアル・マドリードの監督就任のうわさをきっぱりと否定した。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

 マンチェスター・シティの監督就任で合意…ラファエル・ベニテス監督の後任としてレアルの指揮官候補に浮上…そしてバイエルンとの契約延長など…その去就についてのうわさは、後を絶たない。

 ペップは以前、イングランド代表監督就任がささやかれ、記者会見でそのことに関する質問が飛び出した際には、会見を早々に切り上げた。シティとの合意報道について聞かれた際も「その話はしないでくれ」といら立ちをあらわにし、一切の回答を拒否していた。だが、さすがのペップもかつての宿敵への就任についてはきっぱりと否定した。

「私は(レアルに)フィットしないだろう。うまくいかないだろうね」

 バルセロナの下部組織出身で、ヨハン・クライフの率いた「ドリームチーム」の主力として活躍したグアルディオラ監督は6度のリーグ優勝やUEFAチャンピオンズカップ(チャンピオンズリーグの前身)制覇を経験。その後、監督としても三冠を達成した。そんなバルサの英雄が因縁のライバルの指揮を執る可能性はゼロに等しいようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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